自社ブランドを世に送り出していく、
レジデンス開発への挑戦。
Project Story 02

自社ブランドを世に送り出していく、レジデンス開発への挑戦。

開発事業
zonna
プランニング
マーケティング
レジデンス開発
自社ブランド
イントロダクション

自社で展開するブランドの新たなレジデンスが誕生するまで。

フィールドが手掛ける開発事業の自社ブランド「zonna(ゾナ)」。新たに誕生させることとなったレジデンスの計画に際して、土地の仕入れからコンセプトの策定、マーケティング、プランニング、そして竣工まで牽引してきたメンバー2名が対談を実施しました。さまざまな局面で試行錯誤し、議論しながら乗り越えてきた課題や、ブランドにかけてきた想い、そして今後の展望まで、深く語り合ってもらいました。
プロジェクト担当
H.K取締役 / 2023年入社
H.K 取締役 / 2023年入社
銀行系不動産会社にて、不動産売買の仲介業務で実績を挙げ、信託銀行への出向も経験した後、株式会社フィールドに入社。現在は取締役として、投資事業部、事業推進部の統括のほか、人材育成など組織づくりも担う。本件ではマーケティングを通じて、設備投資をはじめとするコスト管理や賃料の設定など、さまざまな面で最良の選択を見極めて計画の進行に貢献した。
N.S投資事業部 上級主任 / 2020年入社
N.S 投資事業部 上級主任 / 2020年入社
戸建分譲会社にて、建売住宅の販売・注文住宅のプランニングを経験した後、株式会社フィールドへ入社。現在は投資用不動産の仕入れと販売を行いながら、新入社員へのマネジメントまで担当している。本件では自身が中心となって土地の仕入れからプランニング、設計士や管理会社など各所との連携を担い、自社ブランドの立ち上げを推進した。
(例)プロジェクトの課題と解決の方向性

現状に満足していても、
「挑戦したい」という想いが生まれた。

  • H.K

    私が新卒入社した職場で、同期として出会ったのが現在のフィールドの代表でした。代表が独立して10年ほど経った頃に声をかけていただいたのですが、正直、当初はあまり転職を考えていなくて。でも、代表の熱にふれるうちに「新しい挑戦をするなら今なんじゃないか?」という思いが芽生えて、フィールドで働くことを決めました。

  • N.S

    私も、ご縁があって代表と面談することになったのですが、最初はお話だけ聞くつもりだったんです。でも実際にお会いすると、代表の人柄や一言一言の重みに心が惹かれ、「この人と仕事をすれば自分ももっと成長できるかもしれない」と感じて、フィールドの一員に。不動産の仕入れも、レジデンス開発も、自身にとって初めての挑戦でした。

自社ブランド開発の経緯

フィールド発のブランドのレジデンスを
大都市・神戸の地に。

  • N.S

    私の入社当時から、自社ブランドを展開するという構想はすでに共有されていました。それを念頭に置き日々情報収集するなかで、2022年のある時、お世話になっているお客様から本件の売却のご相談をいただいて。関西有数の大都市に位置し、駅へのアクセスも良いため、自社ブランドのレジデンスの立地としてふさわしいと判断し、購入した物件を更地にするところから開発を行いました。

  • H.K

    当初は単身者向けレジデンスを想定していたけど、マーケティングの結果、このエリアで単身向けの賃貸物件は供給過多なのではという結論に至ってターゲットを見直したり、課題もたくさんありましたよね。

  • N.S

    そうなんです。設計士の方や管理会社様と相談を重ねて、5、6回にわたってプランを練り直しました。最終的にはコンパクトファミリーをターゲットに広めの1LDKを中心とした住まいを提案していくことに。「とにかく議論すること」で計画を前に進めていました。

開発における課題と成果

デザインも、設備も、すべての要素に
最適なバランスを追求して。

  • N.S

    開発の課題として感じたのは、「バランスをとること」。シンプルなデザインは万人受けしやすい、でも自社ブランドとしての個性がない。逆に、尖ったデザインはインパクトはあっても住む人を選んでしまう。その最適なバランスを見出すのが本当に難しくて。

  • H.K

    バランスが大切なのは外観だけでなく、設備投資も同じですよね。設備にコストをかけるほど品質と賃料の引き上げにはつながっても、期待利回りが下がる。逆にチープにすると賃料が下がり、自社ブランドの価値も高められない。そこを見極めるために、周囲の賃貸レジデンスを調べ上げ、「この賃料のレジデンスにはこのグレードの設備」というデータをかき集めました。リモコンやフックひとつまですべて調べて。

  • N.S

    コスト面を意識しつつ、神戸という街に合った上質なデザインと住み心地を追究するなかで、ときには設計士の先生と議論が白熱することもありました。それはやはり、お互いに「いいものをつくりたい」という想いがあるから。根気強く意見交換を重ねてきたことが、結果的に質の高いものづくりにつながり、2024年10月の竣工から約1ヶ月で入居率70%という実績にもつながったのだと思います。

ブランドの今後の展望

これから「zonna」をさらに展開させ、
レジデンス開発事業を確立していく。

  • H.K

    開発事業を投資事業と並ぶ事業の柱として確立したいですね。社内に蓄積してきたデータと、開発を実践して培ったノウハウで、これからはさらにスピードを上げていきたい。今後組織が大きくなっても、フィールドの強みであるデータマーケティングは徹底して、速度も質も追求していきます。

  • N.S

    私も同じく、このブランドを発展させていきたいと思っています。開発の実例があることで、今後「自分もやりたい」というチャレンジ精神のある方にフィールドに入社していただくきっかけにもなればうれしいです。

  • H.K

    人生一度きりなので、挑戦を楽しんでいたいですよね。個々のチャレンジに寄り添う環境と組織づくりを、これからも進めていきたいと思います。

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